二都物語
あぽろん社刊 チャールズ・ディケンズ著/田辺洋子訳
本訳書『二都物語』はエヴリマン・ディケンズ版Charles Dickens, A Tale of Two Cities ed. Norman Page (1994) を原典とする。原作は一八五九年四月から十一月まで週刊誌『オール・ザ・イヤー・ラウンド』に連載。 |
A5判・454頁・ISBN4-87041-566-9 2010年4月16日発行
特別価格 本体3,000円+税(完売しました)
序文 | |
第一篇 黄泉の国より | 第一章 時代 第二章 郵便馬車 第三章 夜影 第四章 心仕度 第五章 葡萄酒屋 第六章 靴造り |
第二篇 黄金の糸 | 第一章 五年後 第二章 見物 第三章 肩透かし 第四章 寿ぎ 第五章 お先棒担ぎ 第六章 数知れぬ人々 第七章 都なる閣下 第八章 鄙なる閣下 第九章 ゴルゴンの首 第十章 二つの約言 第十一章 双幅の片割れ 第十二章 心濃やかな奴 第十三章 心濃やかならざる奴 第十四章 正直者の商人 第十五章 編む 第十六章 依然、編む 第十七章 一夜 第十八章 九日 第十九章 さる所見 第二十章 さる嘆願 第二十一章 谺する足音 第二十二章 怒涛はいよよ逆巻く 第二十三章 火の手は上がる 第二十四章 磁石岩に引き寄せられて |
第三篇 嵐の跡 | 第一章 独房監禁 第二章 回転砥石 第三章 影 第四章 嵐の直中なる凪 第五章 木挽き 第六章 凱旋 第七章 扉なるノック 第八章 カードの手 第九章 打たれた手 第十章 影の正体 第十一章 黄昏 第十二章 闇 第十三章 五十二人 第十四章 編み物の終焉 第十五章 足音は永久に失す |
訳注 付録:エヴリマン・ディケンズ版序説抄訳 解説:「正直者の商人」(第二篇第十四章)におけるパロディカルな反復 訳者あとがき |